大豆栽培家

(このページは2011年に書かれたものです)
ジャルディニエ大浦です。
まずは大豆栽培の経歴から

2010年に初めて大豆を栽培
白大豆、対象金時、うずら豆、大納言、中生光黒、丹波黒大豆を試験的に栽培しました。
中でも丹波黒大豆の大きな葉っぱ、成長の勢いのよさ、大柄な草姿によらず可愛らしく小さな薄紫の花をつけ、大きな莢、大きな黒い豆をつくることから栽培が楽しくてしようがなくなりました。
種まきをした残りの豆を甘煮や沸騰するお湯で塩茹でして戻して枝豆っぽく食したときのおいしさは何とも言えません。
しかし、販売されている豆は品質面でいささか問題を感じています。一見きれいな丸い実ですが、水で戻すと部分的に豆の細胞組織が損傷を受けているらしく、時間を置くと微かに腐った匂いがしてきます。すべての豆ではないのですが、そういう豆が半分程度はある。豆の収穫から流通のどの段階で問題があるのかはわかりませんが、豆本来の特性を100%出し切った豆を自分が食べてみたい、もし、さらにおいしければ、他の人にも伝えたい。そんな気持ちになり、2年目も栽培をすることとし現在に至っています。

ちなみに2010年は水管理の失敗で食べられたのは、7月中旬頃に枝豆600gだけという散々な結果。
うずら豆はたったの1粒、丹波黒大豆は6粒という結果。

2011年は、丹波黒大豆栽培を始めて2年目。
50本あまりの株を高松市内の畑で育てています。
去年の結果をものともせず、強気です(笑)。あわよくば、1株で200g、合計10kgの豆を収穫したいと思いますが、実際は1/2~1/3になるんではなかろうかと思っています。ちなみに間違ってよいものができても2013年までは販売する予定はありません。今年を含めこの3年間はノウハウの蓄積、大豆の特性の理解に重きを置いています。個人的にプランター栽培したいう方がいらっしゃいましたら、時期(6月下旬~7月上旬頃)と本数は限られますが苗はお分けします。ただし、取りに来てくれる方に限定しますが。

以上が、私の大豆栽培の経歴です。何もわからないおっちゃんの戯言かもしれませんが、興味のある方は是非お読みください。

これから数年をかけて栽培にまつわる様々なことを少しずつ書いていきます。

以下の構成は仮ですので、間違いなく変わっていきます。
2014年12月(2016年にずれそうです)に最初の丹波黒大豆を販売することを目指しています。

【丹波黒大豆のこと】

  • なぜ魅力を感じるのか
  • 成分
  • 独特の粘りとおいしさ
  • 黒い皮に含まれるもの
  • 皮を覆う白いロウのようなもの
  • 食べたい
  • 飲みたい
  • 観葉植物として
  • 栽培されている丹波黒大豆を見たい
  • 栽培している場所へ行きたい
  • 栽培している人に会いたい

【畑のこと】

  • 栽培計画
  • 耕起と不耕起
  • 元肥(もとごえ)
  • 育苗箱の準備
  • 種まき
  • 断根、摘心、挿し木
  • 定植
  • 支柱は必要?
  • 追肥
  • 病気
  • 虫対応
  • 灌水
  • 窒素
  • ミネラル分
  • 二酸化炭素
  • 土壌微生物
  • 無農薬と減農薬
  • 化学肥料と完熟堆肥
  • 酪農、地元文化との関わり
  • 連作障害について
  • 混植、輪作
  • 完熟にこだわる
  • 社会文化のためには妥協もする
  • 収穫
  • 予備乾燥
  • 脱莢機(だっきょうき)
  • 豆の乾燥
  • 選別
  • 豆の保存は冷蔵庫で
  • 袋詰め
  • 地面
  • 太陽
  • 強風
  • 空から降ってくるもの
  • 黄砂
  • 大気汚染物質
  • 灌漑施設
  • 定期的な水質検査
  • 定期的な土壌検査
  • 定期的な大気検査
  • コンパニオンプランツ
  • 根粒菌
  • 蚊、カラス、ハチ
  • 土ぼこり
  • 投げ込まれるビン・缶・ゴミと呼ばれるもの
  • 雑草という草はない
  • 害虫という虫はない
  • 細胞生物学
  • 分子遺伝学
  • 分子生物学
  • 農具
  • 機械
  • 燃料
  • 協力者
  • 孤独な作業ではない
  • 感性の重要性
  • 自然は敵であり味方である
  • 総合的な学問である
  • 食物連鎖のこと

【挿し木苗のこと】

  • カビ
  • 気温が20度程度あれば、十分な湿度を与えて室内に置くと翌日には発芽する。この時、丹波黒大豆の黒い皮の周辺に白いカビが生えることが多い。生えない種もあるので、原因が不明なのだが、黒大豆の黒い皮に付着している白い粉(何かは不明だが、アミノ酸のようなものか?)、種子内部の細胞の損傷による抑制物質の放出低下もしくは、損傷がトリガーになってカビの成長を助長させる何かがあるのかもしれない。物質の調査、カビがどこからやってきたのかなど調査が必要なので今のところ手付かずだ。

【商品のこと】

  • 販売時期
  • 通信販売のみ
  • 販売価格
  • 卸販売はしないの?
  • 広告
  • 会員価格はなぜお手ごろ価格なのか、そのこだわり
  • 加工食品
  • 生豆
  • 製粉
  • 調味料
  • 暮れに間に合うか?
  • 飽きてしまうことはないの?
  • 時々食べたいもの
  • 毎日飲みたいもの
  • うさぎが好きなもの
  • 土に混ぜるな!ビックリした
  • 命に関すること
  • 買うことと売ること
  • プランターは小さな畑、プランター栽培のすすめ
  • 試食会
  • 料理家の方々へ、新商品作りのお願い
  • 成分分析
  • お金では買えない商品
  • 輸入大豆と何が違うのか
  • 無い袖は振れない
  • 販売しない、販売できない年もある
  • 食糧とエネルギーの自給自足と密接な関係
  • 販売は手段であって目的ではない
  • 毎年10000円の黒字を出せるように

【そのほかのこと】

  • 2面性で片付けば簡単、現実はもっと複雑怪奇だ
  • 手間がかかること≠好まれないこと
  • 施設栽培は否定しない
  • 植物工場のこと
  • 同じ種子でもなぜ場所によって品質が異なるのか
  • 種子更新について
  • 継続することの大切さと難しさ
  • まずは勘、理屈はついてくる
  • 後継者
  • 圃場の大気、水質、土壌分析を行うのはなぜか
  • 豆の成分分析を行うのはなぜか
  • 電子顕微鏡
  • 遺伝子解析
  • 法人化
  • 地域の方々
  • 耕作放棄地
  • 相手の立場を尊重すること
  • 交通インフラ
  • 市街地の照明が植物・虫に与える影響
  • 見える畑と壁に阻まれて見えない畑
  • 気象変動への備え
  • 保存技術への期待
  • 食糧の争奪戦
  • 水の奪い合い
  • 10年続けられる?20年は?50年は?100年は?1000年は?